The 25th JAPANTEX2006 _ INTERIOR TREND SHOW
11/22(木)~11/25(土)の4日間、東京ビッグサイト/西ホールで「JAPANTEX2006 インテリア・トレンド・ショー」が開催される。そこに日本手織絨毯研究会も昨年に続き出展させていただくことになり、2枚の絨毯と1つのクッションを知人宅に発送した。
「ビニールでくるんで梱包はしていますが、絨毯なので取り扱いには気をつけてくださいね」
と宅急便の受付の女性に何気なく言ったところ、高価なものであれば充分な補償できないので保険をかけてくれと言われた。いくらかかるのか尋ねたところ、その絨毯はいくらするのか?金額によって保険料が異なる、とのことだった。
「現地価格で○○くらい、日本では手に入らないものもあり、値段をつけるとしたら70万円はする」と答えると「それでは1万円につき50円の保険料なので、3,500円かかります」と言われる。自己負担での発送であり、その金額はきついなと思ったので、「一番の心配は酒類などの瓶が割れて絨毯が濡れることです。自分でも梱包はしたが、念のためビニールをかけて取り扱ってください。」と言って、東京までの送料1,580円のみを支払った。まあ、大丈夫だろう。
関東にお住いで、興味のある方がいらっしゃれば、訪れてみてください。
ブースにいる会員の方から面白い話しが聞けると思うし、今まで見たことのない毛織物に出会えると思います。ブースは西1ホールの小間番号1-74です。
「ビニールでくるんで梱包はしていますが、絨毯なので取り扱いには気をつけてくださいね」
と宅急便の受付の女性に何気なく言ったところ、高価なものであれば充分な補償できないので保険をかけてくれと言われた。いくらかかるのか尋ねたところ、その絨毯はいくらするのか?金額によって保険料が異なる、とのことだった。
「現地価格で○○くらい、日本では手に入らないものもあり、値段をつけるとしたら70万円はする」と答えると「それでは1万円につき50円の保険料なので、3,500円かかります」と言われる。自己負担での発送であり、その金額はきついなと思ったので、「一番の心配は酒類などの瓶が割れて絨毯が濡れることです。自分でも梱包はしたが、念のためビニールをかけて取り扱ってください。」と言って、東京までの送料1,580円のみを支払った。まあ、大丈夫だろう。
関東にお住いで、興味のある方がいらっしゃれば、訪れてみてください。
ブースにいる会員の方から面白い話しが聞けると思うし、今まで見たことのない毛織物に出会えると思います。ブースは西1ホールの小間番号1-74です。
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by charsuq
| 2006-11-04 08:03
| 絨毯 キリム
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The study of so-called Baluch tribal weavings 5
J.Anderson氏へのインタビューはまだまだ続く。
次にインタビューアーは「Mushwani(ムシュワニ)」とはどういう人たちなのかと質問する。待ってました!とばかりに僕は読み進んだ。
僕がはじめて訪れた絨毯屋で、毛織物についてまだ全く何も知らないときに、絨毯屋のショップキーパーは今から思えば随分といいものを見てせてくれた。
「ババ・スィディキ」「チョーバシ」「チャルチャンギー」などトルクメンサブトライブの名前がポンポンと出て僕はその名前と絨毯をむすびつけることができず、どんなものであったか忘れてしまったものも多いが、今でも「いいもの」であったということは覚えている。
その他にシスターンやパキスタンサイドのものを中心にバローチのものも見ていた。そのなかで僕は「ムシュワニ」と呼ばれる絨毯からしばらく目を離すことができなかった。それはまさに「暗闇に光るダイヤモンド」であった。
【参照HP】Guide to Mashwani Rugs and Bags
しかし、僕はその絨毯を買わなかった。かなり無理をすれば買えないこともなかったが、長い旅が続くので資金をとっておきたかったのだ。
それからも何故か僕はその絨毯に縁がなかったのだが、2005年にヘラートで一枚購入することができた。Adraskan(アドラスカーン)周辺のもの(※1)と非常によく似ていて、おそらく「ムシュワニ」のもの(※2)と思う。最近になって最も気になっているのが、西部アフガニスタンのものである。GWにヘラートに行く予定をしているが、一枚でもいいものに出会いたいと願う。
(※1) 現地の絨毯屋の男たちが「Adraskan」と呼ぶ毛織物が「ムシュワニ」のものか、ということについてはよくわからない。これについて2006年2月15日の「最初の一枚」という記事で「カフェトライブ」のSさんとやりとりしたコメント欄でもいろいろと意見を出し合っている。これからの課題である。
(※2) 配色は少し異なるがリンク先のものと僕が購入したものはよく似ている。いつか紹介する。
(つづく)
次にインタビューアーは「Mushwani(ムシュワニ)」とはどういう人たちなのかと質問する。待ってました!とばかりに僕は読み進んだ。
僕がはじめて訪れた絨毯屋で、毛織物についてまだ全く何も知らないときに、絨毯屋のショップキーパーは今から思えば随分といいものを見てせてくれた。
「ババ・スィディキ」「チョーバシ」「チャルチャンギー」などトルクメンサブトライブの名前がポンポンと出て僕はその名前と絨毯をむすびつけることができず、どんなものであったか忘れてしまったものも多いが、今でも「いいもの」であったということは覚えている。
その他にシスターンやパキスタンサイドのものを中心にバローチのものも見ていた。そのなかで僕は「ムシュワニ」と呼ばれる絨毯からしばらく目を離すことができなかった。それはまさに「暗闇に光るダイヤモンド」であった。
【参照HP】Guide to Mashwani Rugs and Bags
しかし、僕はその絨毯を買わなかった。かなり無理をすれば買えないこともなかったが、長い旅が続くので資金をとっておきたかったのだ。
それからも何故か僕はその絨毯に縁がなかったのだが、2005年にヘラートで一枚購入することができた。Adraskan(アドラスカーン)周辺のもの(※1)と非常によく似ていて、おそらく「ムシュワニ」のもの(※2)と思う。最近になって最も気になっているのが、西部アフガニスタンのものである。GWにヘラートに行く予定をしているが、一枚でもいいものに出会いたいと願う。
(※1) 現地の絨毯屋の男たちが「Adraskan」と呼ぶ毛織物が「ムシュワニ」のものか、ということについてはよくわからない。これについて2006年2月15日の「最初の一枚」という記事で「カフェトライブ」のSさんとやりとりしたコメント欄でもいろいろと意見を出し合っている。これからの課題である。
(※2) 配色は少し異なるがリンク先のものと僕が購入したものはよく似ている。いつか紹介する。
(つづく)
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by charsuq
| 2006-11-03 07:17
| 絨毯 キリム
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Comments(2)
Baluchi Production 3 ~夢にまで見るほどに~
ブログ「カフェトライブ」でSさんがBaluchiの魅力について書かれているが、そのような記事を読むたびに僕は手に入れることができなかった絨毯を思い出すのだ。
僕が簡単に買える値段ではないから迷う余地はないのだが、それでもため息が出るほどのものを見てしまうとその魔力に捕らわれ、ときに夢にまで見ることがある。
礼拝用絨毯の写真はいつかアップする予定だが、今は何枚かのメインラグをご紹介したい。
↑ シスターン
↑ シスターン北部?
↑ シスターン
↑ ホラサーン
写真の絨毯は現地の絨毯屋の人目につかないところに今でも隠されているに違いない。絨毯の山を崩し、引き出され、店のマジックライトに照らされたとき、それらは信じられないくらいの輝きをもって僕たちにせまってくるはずだ。それに魅せられたのなら、顔を近づけ、パイル(起毛)の滑らかさを味わうかのようにゆっくりと撫でることだろう。人によっては匂いをかぐかもしれない。裏を見ておおよそ何年前のものか考える。そして、もう一度立ち上がってその美しさに見惚れることだろう。それから値段を自分の中で想像し、はじめて店のものにいくらか尋ねる。
絨毯屋の商人はそんな「僕」や「あなた」のことをよく観察しているものだ。
(つづく)
僕が簡単に買える値段ではないから迷う余地はないのだが、それでもため息が出るほどのものを見てしまうとその魔力に捕らわれ、ときに夢にまで見ることがある。
礼拝用絨毯の写真はいつかアップする予定だが、今は何枚かのメインラグをご紹介したい。
写真の絨毯は現地の絨毯屋の人目につかないところに今でも隠されているに違いない。絨毯の山を崩し、引き出され、店のマジックライトに照らされたとき、それらは信じられないくらいの輝きをもって僕たちにせまってくるはずだ。それに魅せられたのなら、顔を近づけ、パイル(起毛)の滑らかさを味わうかのようにゆっくりと撫でることだろう。人によっては匂いをかぐかもしれない。裏を見ておおよそ何年前のものか考える。そして、もう一度立ち上がってその美しさに見惚れることだろう。それから値段を自分の中で想像し、はじめて店のものにいくらか尋ねる。
絨毯屋の商人はそんな「僕」や「あなた」のことをよく観察しているものだ。
(つづく)
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by charsuq
| 2006-11-02 22:25
| 絨毯 キリム
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いつか また どこかで
by charsuq
トライバルラグの販売サイト
オールド・アンティークのトライバルラグ&テキスタイルを販売しています。非売品もあり、ほとんどは値段を表示していませんが、お気軽にお尋ねください。Gallery Forest
1.私へのメールはこちら。その際はタイトルに「旅と絨毯とアフガニスタン」の文字を入れてください。そうでなければ見ずに削除してしまうかもしれません。
2.写真の無断転載禁止。
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