「ひかりのまち」 マイケル・ウィンターボトム監督

 「デビー」 小学生の子供を持つ女性。夫は頼りなく、彼女は他の男性と刹那的な関係を楽しんでいる。
 「モリー」 妊娠中。夫(恋人?)は彼女に内緒で仕事を辞めたことをせめられ、家を出てしまう。
 「ナディア」 恋人なし。留守電にふき込まれる男性からのメッセージの中で気に入ったものがあれば、彼らと会っている。

 この映画は三姉妹が暮らす大都会ロンドンでの数日間を描いている。
原題は「wonderland」であり、邦題は「ひかりのまち」であるのだが、彼女たちの人生やロンドンの街が素晴らしいものではなく、ひどく寂しげでみじめに写る。そこに「ひかり」ではなく「かげ」を描こうとしているかのようだった。

 しかし、モリーの陣痛が始まってから物語りはひとつの方向に向かって動き始める。ここではエンディングを書かないが、「wonderland」という原題と「ひかりのまち」という邦題に思わず納得してしまった。マイケル・ナイマンの美しい音楽は映画とうまくマッチングしていて、映像や編集もよかったと思う。

 これほどの映画を1年に何本観ることができるのであろうか、と思わずにはいられない出来だった。
                                          (1999年 イギリス)
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# by charsuq | 2006-05-28 13:11 | 銀の街へ | Comments(0)

アフガニスタンへの送金

 僕はシティバンクからアフガニスタンのカブール銀行に送金しようとしていた。電話で事前にアフガニスタンへ送金が可能か問い合わせたところ、問題ないとオペレーターの女性は答えたので、より送金手数料が安くなるように海外送金先登録申込書に必要事項を記入して手続き完了を待っていた。

 送金にかかる費用は、①窓口で4000円(手数料2000円、電信料2000円)、②インターネットで3500円(手数料1500円、電信料2000円)、③シティバンクの口座の前々月の平均残高が100万円以上あるとインターネットバンキングで2000円(電信料2000円)、④ゴールドカード保有者は無料である。登録が完了すれば③で送金できるはずだった。

 しかし、である。

 「申し訳ございませんが、先方の銀行が国際送金のネットワークに加盟しておりませんので、当行から直接送金することができません。お手数ですが、先方銀行より送金方法の指示をいただいて下さい。(中略)指示書のコピーを添付の上ご返送ください」

 こんな書面の文書を今日、受け取った。指示書のコピー?、そういえばもらったfaxにはふたつの銀行名が記載されていたっけ。僕はそれが何を意味するのかわからないまま、カブール銀行のコードや住所のみを記載したのだった。

 どうやら日本からアフガニスタンに直接送ることはできないらしく、まずドイツの「COMMERZBANK」を経由するようだ。なんとまあ、たいそうな、と思ってしまうのだが、理由がわかって安心した。ただ、今から再び申込書を送付して登録完了するまで更に10日も待てない。

 「土曜日でも窓口で送金手続きはできますか?」
と尋ねると
 「梅田支店では午後4時まで承っております」
とオペレーターの女性は教えてくれた。

 急がなきゃ。ヒゲも剃らず部屋も散らかしっぱなしの状態で僕は自転車で最寄り駅まで行き、梅田行きの電車に乗った。

 応対してくれた女性はアフガニスタンへの送金を受けるのが初めてらしく「タリバーン支配下やアルカイーダと関連のあるところには送ることができないようですが・・・」と心細くつぶやくので「僕はオペレーションセンターに電話して可能なことを確認しておりますが」と答える。手続きは簡単だった。送金手数料4000円と現地で米ドル受け取り指示に対して口座から1ドル=113.80円かける送金金額分を差し引かれた。その後、東京三菱UFJ銀行や三井住友銀行での本日の米ドルキャッシュのSELLINGのレートを確認したが、送金レートはキャッシュを買うよりも安いものだった。

 それから友人と酒を飲み11時ごろ帰宅すると国際電話がかかってきた。それは今日、送金した相手だった。明日電話しようと思っていたところだったが、なんてタイミングがいいんだ、と感心したのだった。

 「お金がカブールに届くのは一週間後らしいぜ」
と答えると
 「わかった。絨毯は洗って、修理も済ませたから、来週か再来週に発送する」
とお互い通話時間を気にしながら、会話を手短に済ませた。

 今朝テレビを何気なく見ているとトミーズ雅さんが
 「他銀行への送金手数料ってめっちゃ高いやん。俺は今まで飛脚のような人がお金を担いで銀行間を行き来していると思ってたんや。でもな、現実は一方的にお金が出て行く構図はほとんどなくて、Aという銀行からBという銀行に1億円移動したら、逆へも同じ位の金額が動いているので、差額分のみのお金の移動だけっていうことになるんや」
と面白おかしく話していたっけ。

 もちろんお金そのものがそんなにせわしく移動しないのは感覚的に知っている。ただ、日本からドイツを経由してカブールにお金が移動する様を想像してみると、少し楽しくなってしまうのである。
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# by charsuq | 2006-05-28 00:10 | アフガニスタン | Comments(2)

先っぽの味

 今、少し酔っ払っており、旅の写真や記事を投稿するのが面倒なので、今日食べたもので改めて感じたことを書かせてもらいたい。

 それは「先っぽの味」についてである。

 みなさんは大根の漬物はどこから食べ始めますか?僕はいつの頃からか、先っぽから食べるようになっていた。人参や筍も先っぽを好んで食べる。

 それとは反対に魚は尻尾に近い部位は後回しになる。海老や烏賊などは別として、いわゆる魚においては尻尾に近いほど味が落ちる気がするのだ。

 そんなことどうでもいいじゃないか、と言われればそれまでなのだが、私もそう思う、とひとりでも賛同いただけるのなら、つまらないことでも書いた甲斐があるのだが。
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# by charsuq | 2006-05-26 23:35 | 雑記 | Comments(2)


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