カテゴリ:登山 葛城・金剛・紀泉( 10 )

二上山 2012.12.29

雪山に行きたいなあと思いながらも、今日は気温が高く樹氷が溶けていそうなので、またまた二上山に出かける。朝は少し家の用事をしていたので11時と遅い出発。今日はひとつでも樹木を覚えられるかな?暗褐色の樹皮のこれはハイノキだろうか?同じハイノキ科のクロバイだろうか?いずれにしてもアルミ成分を含むこの木の灰は椿やサワフタギなどと同様に媒染剤として使われる。
f0057070_1942412.jpg

ちんたら歩いていたので、いつもの休憩場に辿り着いたとき、12時を過ぎていた。赤松の木の下で白菜とハムとワカメを入れラーメンを作る。札幌に5年住んでいたときラーメンは好きじゃなかったし、今でも日常生活でほとんど食べないが、山でたま~に食べるラーメンが美味しい。最近は藤原製麺のそればかりだ。
f0057070_19421945.jpg

f0057070_1943177.jpg

ラーメンを作ると水がなくなったしまったので、祐泉寺に下りダイトレ道への登り途中で水を汲む。ずっと植林地帯が続き、うんざり・・・。岩屋から万葉広場へ下り、ろくわたりの道から雌岳へと登っていく。花の少ない時期だけにあちこちで咲いているサザンカに何度も足を止める。
f0057070_1958819.jpg

鹿谷寺跡の近くに割と大きな常緑樹があるがヤマモモだろうか?まだ自信がないから果実が熟す6,7月に確かめよう。雌岳山頂から人々が大きな声で話しているのが聞こえたから、直下の東屋で休むことにした。パンとミネストローネを食べる。後からやって来たおじさんがヤマガラにバターピーをあげている。携帯電話の待ち受け画面に使いたくて、何度も撮っていたがいい写真が撮れなかったようだ。「若いから知らんやろなあ。昔はヤマガラのおみくじ引きがあったんやで~」と教えてくれたが、それほど人に慣れた鳥なのだ。
f0057070_19582039.jpg

馬の背から雄岳直下のトラバース道を通り、ながめ坂へと歩いていく。ながめ坂手前でおばさんがウラジロを手に持っていたので、僕も正月用にといくつか採らせてもらった(たくさんあるからいいよね)。
f0057070_201498.jpg

写真のこれはヒサカキだろうと思うが、これも花期(3,4月)に来て確かめよう。クマノミズキと思われる木はまだ黄葉を残していた。
f0057070_2071749.jpg

f0057070_2072963.jpg

同定に至らない木は今日もたくさんあったが、教えてくれる人がいないとそんなもんだろうなあ。そして今日も雄岳と雌岳のピークを踏んでいない・・・。
[PR]
by charsuq | 2012-12-29 20:37 | 登山 葛城・金剛・紀泉 | Comments(0)

二上山~原岳~磨呂子山 2012.12.23

木のことを少しずつ知りたいという気持ちが強く、最近二上山に出かけることが多い。ネジキ、アオキは前回覚えたが、今回はスダジイ、アラカシ、シラカシが何となくわかった気がする。ただ、葉だけではウラジロガシやイチイガシとの区別があやしいが・・・。
f0057070_2075032.jpg

クロガネモチに似たソヨゴもわかる、と思う。今年最後の紅葉?黄色くきれいに色づいていたのはクマノミズキか?駐車場に戻るときにビワもあったなあ。う~ん、木って面白い。。。

今季の冬に常緑樹はある程度わかるようになりたいな。
[PR]
by charsuq | 2012-12-23 20:07 | 登山 葛城・金剛・紀泉 | Comments(0)

金剛山モミジ谷 2012.8.19

今日はこんな曲を聴きながらドライブしたいなと思いながら家を出た。



昼から用事があるから久しぶりに近場(といっても車で片道40分くらい)の金剛山に行くことにした。カーラジオからシルヴィ・バルタンの「アイドルを探せ」が流れる。シカゴの「サタデー・イン・ザ・パーク」、ステッペンウルフ「ボーン・トゥ・ビー・ワイルド」、ボズ・スキャッグス「ウィ・アー・オール・アローン」と懐かしい曲が続く。ジェファーソン・エアプレイン「サムバディ・トゥ・ラヴ」、リック・スプリングフィールド「ジェシーズ・ガール」、ウィルソン・フィリップス「ホールド・オン」を聴きながら夏空のもと車を気持ちよく走らせた。水越峠の近くでマンスリー・アーティストの安全地帯の「君がいないから」が流れてくると僕はラジオをとめた。
f0057070_22465734.jpg

コースは今日もモミジ谷だ。今日は左俣の尾根に取り付かず谷をできるだけ登りつめたいと思っていた。ダイトレ道ではいくつかの花が咲いていた。帰化植物のヒメジョオンとメマツヨイグサ(?、オオマツヨイグサかも?)のほかにツユクサ、キツリフネ、ホタルブクロ、ゲンノショウコ、カノツメソウ、一輪だけツリフネソウ。奈良県内の山で花を見るには金剛山はいいかも。そういえば前回も花を見るために来たんだった。
f0057070_22471317.jpg

モミジ谷は部分的に植林があるが僕が知る他のコースよりその割合が低い。この沢沿いのコースでは花はほとんどなく、クサアジサイがいくつか咲いているだけだった。5番目の堰を過ぎると谷の分岐地点だ。ここでコーヒーを飲んでいるとご夫婦の方が右俣のほうに歩いていかれた。
f0057070_22472361.jpg

僕はここから左俣を行く。ほどなくして尾根の取り付きの目印があるが、それを無視して谷を直進。さすがにこの先は誰も歩いていないようで尾根取り付きの踏み跡がなく、昨年同様にササをつかみながら蟻地獄のような斜面を登っていく。
f0057070_22473926.jpg

あまりにずるずる滑るのでトラバースして尾根に取り付いた。この時点で汗びしょ。でも尾根直登コースの植林地帯を避けることができて満足満足。このあたりのブナは幹が太くいい感じである。ササをかきわけ舗装路に躍り出た。ふう。
f0057070_22474854.jpg

「ブナ林」と看板があるところで休憩。ここからは葛城山がよく見える。Tシャツを着替え、少し腹が減ったから非常食として持っているソイジョイをひとつ食べる。ここからは展望台に寄らずモミジ谷右俣に下っていく。僕が歩いているところは右俣右俣なんだが、右俣左俣は歩けるのかなと様子を見に行ったが、乗り越えられないと思っていた小滝の左手にロープが設置されていることを確認できた。今日は時間がないからその先を歩けないが、次回はここを歩こう。
f0057070_22475959.jpg

夏はやっぱり沢沿いがいいのだろう。今日は6組ほどすれ違った。今日は蝶をあまり見ないなあと思っていたが、可愛いピンクの花を咲かせている木をじっと見ているとルリシジミだろうか、いくつもの蝶が舞っていた。
f0057070_2248852.jpg

【コースタイム】
水越峠(8:05)~モミジ谷左俣~ブナ林(10:00-10)~モミジ谷右俣~水越峠(11:35)
[PR]
by charsuq | 2012-08-19 22:51 | 登山 葛城・金剛・紀泉 | Comments(0)

金剛山(モミジ谷本流~カトラ谷上部) 2012.4.30

f0057070_2226984.jpg

天気もよくないことだし、花を見に金剛山に行こうか。
f0057070_22262281.jpg

あの静かな谷ルートで、あの花を見に行こうか。
f0057070_22263296.jpg

ブナの芽吹きが綺麗な季節に、ゆっくり花を見て歩きたいな。
f0057070_22264280.jpg

ヤマブキ、ミヤマカタバミ、カタクリ、ミヤマケマン、ネコノメソウ、ムラサキケマン、キンキエンゴサク、タチツボスミレ・・・。
f0057070_22265380.jpg

そして、ニリンソウの群生。苦手な金剛山も今日は少し楽しかったな。やっぱりこのルートか、登りも下りも。
f0057070_2227616.jpg

【コースタイム】
駐車場地(8:30)~モミジ谷本流~遊歩道~カトラ谷上部~モミジ谷本流~駐車場地(13:50)
[PR]
by charsuq | 2012-05-02 22:37 | 登山 葛城・金剛・紀泉 | Comments(0)

葛城山 2011.10.22

鈴鹿北部の霊仙山行きが中止になり、今日は雨が降るだろうからどこにも行く予定がなく、7時に目を覚ましたもののふとんのなかでぐずぐずとしていた。7時半にふとんから出て朝ごはんを食べ終わると雨が降りそうな天気ではない。午後から予定があるから遠くに行けないが、近場の葛城山にでも行こうかと思った。
f0057070_1553191.jpg

久しぶりのロープウェイのある登山口から登る(7,8年ぶり?)。新設されたのか?今まで歩いたことがなかった北尾根ルートから登る。今日は暑かった・・・。急なのぼりで長袖シャツを脱ぎ、Tシャツに着替える。整備された道だが自然林の雑木林のなかを歩き、ところどころ展望が開けるルートで悪くない。ダイトレに合流し、そこから山頂へと歩く。見晴らしのいい山頂にいるのは僕ひとり。5月のツツジのシーズンは人・人・人で疲れはてたけど、こんな葛城山ならたまに来てもいいかも。
f0057070_1555366.jpg

下りはくじらの滝コースで。植林地帯が続きテンションダウン。旧道の崩落?のためか迂回するルートが設けられていた(かなり前から?)。今後はこのくじらの滝ルートは避けよう、と思ったのだった。
f0057070_156727.jpg

【コースタイム】
駐車場地(9:20)~北尾根ルート~葛城山山頂(10:45-11:20)~くじらの滝ルート~駐車場地(12:20)
[PR]
by charsuq | 2011-10-22 15:06 | 登山 葛城・金剛・紀泉 | Comments(0)

岩湧山 2011.10.16

ススキの草原が広がる岩湧山へ行った。
f0057070_22494654.jpg

前日の土曜日は出勤だったから、大峰や台高に行きたかったが、銀穂がそよぐのを見るのも悪くないという気がしたんだ。
f0057070_2250316.jpg

いい天気だったから、もっとくたくたになるまで歩きたかったと思ったが、行ってみてよかったと思う山だった。
f0057070_22501982.jpg

【コースタイム】
新関屋橋(9:35)~光滝往復~新関屋橋(10:50)~この間30分ほど休憩~岩湧山山頂(13:20-14:15)~紀見峠駅(16:50)
[PR]
by charsuq | 2011-10-18 22:33 | 登山 葛城・金剛・紀泉 | Comments(0)

金剛山(モミジ谷道~カトラ谷~青崩道) 2011.9.11、9.17

9月初旬の台風12号の影響で大峰や台高山系への登山はひかえていた。そのためこの3週間で行ったのは金剛山3回、龍王山2回といつも行っている山ばかりであった。
f0057070_2257341.jpg

先月に道を間違ったモミジ谷にリベンジ。また初めてカトラ谷を歩いた。11日に下見に行って、17日は知人たちを連れて行った。同行の5人はカトラ谷を歩いたことがある人はいても、モミジ谷はみんな初めてであった。

前日の天気予報は雨であったが、なんとか天気がもちそうな気がしたから、中止または決行の判断を当日の朝6時にすることにした。翌日の予報は曇り/弱雨、雨量は0mm/h(0~0.9mm/h)であったから、小雨が降るかもしれないが、歩けるだろうと判断して「決行」のメールを送信した。

小雨は降っていたときもあったが、ザックカバーをかけるだけでレインウエアを着用することなく歩いた。天気が悪かったから登山客も少なく、モミジ谷では誰にも会わず、カトラ谷でも2人くらいに会っただけで、静かな山歩きを楽しめた。カトラ谷を下りてからセトまでは激登りでそこから植林地帯の青崩道を下った。M度(?)は少し高かったかもしれない。
f0057070_22575850.jpg

下山後は御所市の「かもきみの湯」で汗を流してから大和高田市の「白鳳酒家」で食事をした。解散は法隆寺8時半頃。帰ってビールを1本飲むともう眠くなり、早々に布団に入ったのだった。翌日は伊勢神宮に行ってきたのだが、道中ずっとぼお~っとしていてなかなか疲れが取れなかった。歩いた距離はたいしたことがなかったが、天気のことを考えたり、同行の人に気を使った(怪我など)りと自分が歩くこと以外にいろいろと気苦労があったからなのだろうか。しかし、「変化に富んだいいコースで金剛山の奥深さを感じることができたし、風呂や美味しい中華など最高でした」などうれしいメールをもらい、気苦労などふっとんでしまい、また機会があれば企画したいなと思った。

【コースタイム】
9/11 水越峠駐車場地(10:05)~ダイトレ道水場(10:45)~モミジ谷~山頂(12:20-40)~カトラ谷~黒トガ谷道出合(13:25)~セト(13:40-45)~水越峠駐車場地(14:40)
9/17 水越峠駐車場地(10:00)~ダイトレ道水場(10:50)~モミジ谷~山頂(12:30-13:10)~カトラ谷~黒トガ谷道出合(14:00-05)~セト(14:20-30)~水越峠駐車場地(15:20)
[PR]
by charsuq | 2011-09-21 22:43 | 登山 葛城・金剛・紀泉 | Comments(0)

金剛山(モミジ谷道) 2011.8.16

今日、車を運転中に聞いていたFMラジオから2回流れたビギンの「島人ぬ宝」。歌詞を覚えていないけど、誰もいないから適当に歌っていました・・・・。この曲を聴きながらでも本文をお読みください。



連休最終日。前々回に引き続き明神平まで行って薊岳まで足をのばそうと思いでかけた。曇天なのが原因ではないが、なぜか気分が晴れない。なんなんだろう、この気分は、という違和感を抱えながら登山口まで車を走らせた。車を降りた瞬間になにか飛んでくる。しかもでかい!これはスズメバチかもしれない。登山靴を履き急ぐように歩いた。そして、登山届けを出そうと用紙に記入している最中に僕のまわりをぶ~んと飛んでくるものがある。よく見るとやはりスズメバチであり、登山届けをボックスに入れることなく、撤退した。

登山口から一歩も進まずに引き返すなんて初めての経験であるが、今日ばかりは先に進む気持ちを持てなかった。たぶん99%なんともないのだろう。しかし、自分の直感を信じるしかなく、僕は引き返したのだった。ここまで往復100km以上のガソリン代を無駄にしたなと思うが、お金にかえられない大切なものを失うとそれこそ後悔してもしきれないと自分に言い聞かせた。

さて、どうしようか。このまま家に帰る気にもならず次の行き先を考えた。初めての山はパスしたいが、いつも歩いている山も面白みにかける。そうだ、未踏の金剛山のモミジ谷道にしよう。初めてのルートだが、なんとか行けるだろうと思った。道中、大和八木周辺で通り雨にあったのが理由ではないが、前から買わなければと思っていたザックカバーを橿原のイオンモール内のモンベルで購入した。めったに使わないんだけどね。
f0057070_20442068.jpg

水越峠に車をとめダイトレコースを歩き、モミジ谷入り口の標識を見つけ、沢沿いのコースを歩いた。何度も沢を渡り、自然林の残るこのコースはかなりいい!下ってくるおじさんにに「山頂はまだまだ先ですか?」とたずねたら、「まあ、お楽しみやな」と大人の答えがかえってきた。踏み跡もあり道に迷うことなく、沢歩きを楽しんだ。しばらくすると沢の分岐があり、そこで少女ふたりと年配のご夫婦が休憩していた。下の子は5歳くらいだろうか、よくこんなコースに連れてくるなあと思ったが。おじさんが「山頂はこっちだよ」と指差した方向は沢を挟んだ林だった。善良そうな人だったので、その言葉を信じて登るが、どうもこれは違うと感じ引きかえした。すると、左の沢に目印のテープを見つけたので、そちらへ進んだ。
f0057070_20455679.jpg

ご夫婦は二回目で「山頂付近は急な登りですよ」とおっしゃっていた。そうなんだ、と思ったが、まさか自分が道を踏み外すとはその頃は思いもしていなかった。しばらく歩くと「金剛山山頂」と書かれてあり、もうここまでくると大丈夫だと思った。しかし、矢印の方向を「しっかりと」見ていなかった。その後も沢を正面突破していくが、テープもなく踏み跡も確認できない。あれっ?おかしいな、と思って一度は引き返すが、標識のところまで引き返すことなくずんずんと進んでいった。すると正面にブナ林が見えたので、もう山頂は近いと思い急斜面を登っていった。
f0057070_20461415.jpg

おばさんが言っていた急な登りはこれなのか?これは「急な登り」のレベルを超えている・・・。たぶん、その頃に僕はルートを外れていることはわかっていたが、これを登っていくのも面白そうと思い始めていた。滑落しないようクマザサを両手でしっかりとつかんで登っていく。ズボンもシャツも両腕もどろどろになりながら、汗びしょになりながらなんとか登りきった。ふうっ~、こんなアドベンチャーな金剛山は初めてだが、かなり面白かった。ササを掻き分けて歩くと鳥居から山頂に続く舗装道路に出た。

山頂のトイレで両腕についた泥を洗い流してからベンチに座った。数分間は放心状態だった。コーヒーを飲みながらあんぱんを食べ一息つく。すると「あの四人は大丈夫だっただろうか?」と急に心配になってきた(心配されるのは道を外した僕なんだけど・・・)。20分休憩したが、彼らはまだ来ない。トイレに行ってから探しに行こうと思ったが、トイレを出たところでおじさんに再会した。
f0057070_20472761.jpg

「無事でしたか!」という一言が思わず口から出てしまった。少女を見ると服装は汚れておらず、しれっとした顔で座っていた。「こんな小さな子でも登ってくるくらいですから」とおじさんはニコニコしながら答えた。そうだよな、やはりあの正面突破はルートを外れていたんだよな。でも、金剛山でもこんなに楽しいって感じることができ、僕にとってはいい山歩きだった。いつか近いうちにリベンジしたいな。

連休中にかなり走ったので給油する。しかし、財布に4850円しかない。最近はいつも2000円とかつり銭のいらないように給油しているから燃費がどれくらいかわからない。たぶん支払えるだろうが、「レギュラー満タン、ただし4850円しかないから、それ以上入るんだったらそこでとめて」と言う。結局、3850円であり心配することもなかったけど。燃費は14.2Lと悪くない。長距離を走ったが、山道をとろとろと走ってもいたし。これは最近ダンロップの転がり抵抗の低いタイヤに変えたからなのか?

【コースタイム】
水越峠駐車場地(12:00)~モミジ谷道入り口(12:40)~金剛山山頂(14:00-14:20)~水越峠駐車場地(15:50)

【注意】 今回は道を間違って登ってしまいましたが、危険ですので踏み跡を確かめてルートを外さないようにして登ってください。
[PR]
by charsuq | 2011-08-16 19:54 | 登山 葛城・金剛・紀泉 | Comments(4)

金剛山(千早本道)~中葛城山 2011.7.9

先週は午後から用事があったので、午前中に天理市の龍王山に登った(土日とも)。

今回の金剛山は予定では沢沿いを歩く「妙見谷ルート」であったが、CL(チーフリーダー)のOさんが直前に嫌な予感がしたらしく、「千早本道ルート」に変更された。新今宮で南海電車に乗り換え、河内長野駅下車。登山口まではバスを利用。千早城跡へは急登であったが、それ以降は超メジャールートでもあり、整備された階段の山道が続く。暑くもなく、楽なコースであったのに、「こんなに休憩をしなくてもいいのでは?」と思うほど休憩があった。山頂までの中間地点に「ウルトラマンとバルタン星人」の小さな石像があり、Oさんがメンバーにカメラを渡しひとりでピースサインをして座った。するとどこからか「ふくやまさん!(隣に座って)」という声がかかった。「しょうがないなあ」と思い、スペシウム光線をだすポーズをして写真におさまった。しかし、帰ってから「スペシウム光線 画像」で検索してみると、ウルトラマンは右手首の下に左手首をあてていた。一方、僕は右肘に左手の甲をあてていた。子供の頃、十分すぎるくらい見たウルトラマンなのに、いい加減に覚えているものですね。もちろん、手首にあてたからといってスペシウム光線がでるわけでもないんですが。

山頂付近のブナ林に入るとヒグラシの鳴き声がこだましている。「なんてシアワセなんだ」と喜びをかみしめていた。快晴だったから、山頂からは都心部のビル群、六甲山脈、関西空港、明石大橋などを一望できた。でも、こういう眺めって僕はすぐ飽きるタイプで30秒見るともういいや、と木陰で涼んでいた。昼食は日清の袋の焼きそば(カートリッジガスで)とおにぎり(梅)と大福という変な組み合わせであった。同行のSくんは若いのに(?)花に興味があるようで、携帯でまめに写真を撮り、持参した「金剛山付近の花々(といったタイトル)」の本で名前を調べていた。おかげで「ヤマアジサイ」しか知らなかった僕も、「ホタルブクロ」や「キヨスミギボウシ」、「モミジカラスウリ」を覚えてしまったのだ。もちろん一発で覚えれないので、「あれってなんやったっけ?」というのを何度か繰り返して覚えたんだけどね。

食事を含めた1時間休憩の後はほとんど休むことなく下り続けた。久留野峠から「眺めがいいから」という理由で中葛城山まで足をのばした。急な坂を見たとき「えっ~、これを登って、また戻ってくるのは、不経済だよ~」と思ったが、Oさんがみんなに見せたい風景があるのだろうと思ったからついていくことにした。登るのに10分もかからなかっただろう。「こっち」と指し示されたのはクマザサの草原の向こうだった。

昔、奈良のどこかの山で「ヤブこぎ」をして「もう、嫌だ!!」と思ったことがあったが、今回はひとりではなかったからなのか、「ヤブこぎ」って楽しいなと思ったし、今回の山歩きのなかでもっともよかったのが、この「ヤブこぎ」であった。
f0057070_23193564.jpg

ササの草原を抜けきったところから見えたのは、大峰山系、奥高野山系、和歌山市街、そして海であった。
f0057070_23194925.jpg

なかなか行く機会のない中葛城山だけど、今回の「ヤブこぎ」とこの風景は忘れることができないだろうから、またこのためだけに行くことがあるんだろうな。それからは30分ほどで下山した。そこでまたSくんが写真を撮っていた。おじさんが「これはキツリフネというんだよ。ほら、船が釣り下がったように見えるだろう?色が黄色だから、キ・ツリ・フネというんだ」と丁寧に教えてくれた。なるほど、これだったら覚えやすいや。「今日はだいぶ覚えたなあ」と言うと、「でも、このあと酒を飲んだら、すっかり忘れたしまっているかもしれないよ」と誰が言ったのか。

河内長野駅の「魚民(最近、何故かモンテローザGが多い・・・)」で、Sくんが「ホタルボウシ」と言っていたが、「いや、それは違うけど、う~ん、名前が出てこない・・・。ホタルはあっている、でもボウシじゃない。形から考えられるはずだ、中が空洞だからそんな名前がついたと覚えたはずだ。・・・そうだ、袋だよ、ホタルブクロだよ」と。こんなもんなんですね。記憶力って。ひとりでは絶対に覚えない花の名前がひょんなことから4つも覚えることができたよ。

ちなみに好きな女性のタイプってとても回答に困る質問だけど、僕はずっと「野に咲く花のような人が好き」なんです。「で、どんな人?」と聞かれると、「・・・」なんですけどね。
[PR]
by charsuq | 2011-07-10 23:20 | 登山 葛城・金剛・紀泉 | Comments(2)

泉南飯盛山~札立山 2011.6.25

最近の天気予報はよく外れる。思うようにならないことが自然であり、どうすることもできないのでなるにまかせるしかないが、昨日はいいほうに予測が外れた。目覚めたときに「ああ、今日は雨は降らないな」と思うと同時に「今日はとんでもなく暑くなるな」と思った。

短パンでいいかな。初めての山だけど、標高が400m弱だから長ズボンだと暑くてたまらないだろうと思い、軽装で出かけたのだった。新今宮駅で南海電車に乗り換えた。松本清張の小説を夢中で読んでいたが、近くにいた女の子が立ってキャッキャ言って窓の外を見ているんで、僕は本を読むことをあきらめ彼女とそのまわりをぼんやりと眺めていた。車窓からは海が見えていた。女の子はお母さんと弟(か妹)とみさき公園に行くらしいことがなんとなくわかった。遊園地なのか動物園なのかわからないが、小さな子にとって心躍る出来事なのだろう。隣にすわっていた見知らぬおじさんにバイバイして女の子たちは僕と同じ駅に降り立った。

ひとりが少し遅れてくるということを聞き、コンビニに日焼け止め(実は人生で初めて日焼け止めを塗った)を買いにいった。10時過ぎに全員が集合し、登山口までアスファルトの道を歩いた。しばらくしてから林道に入り、アジサイの小道が続いた。今回の山歩きで楽しみにしていたのは、「海を見る」ということだった。あるテレビ番組で奈良県民は海を見ると「あっ!海や!」と言う、と紹介されていた。口に出さない人もいるだろうが、心の中でつぶやいている人は意外と多いのではないだろうか。少し歩くと展望がひらけ、大阪湾と関空と火力発電所、遠くに淡路島、六甲山脈が見えた。感受性が豊かな人はこの光景を目にすると詩が生まれるのだろうか、残念ながら僕は「ほぉ~」という一言しかでなかった。しかし、いま僕が生きているこの世界のある姿を見ることができ、心と体が心地よく調和していることを感じていた。
f0057070_2033036.jpg
photo by K.Oki


しかし、それからが大変だった。暑さによる体力の消耗とヤブ漕ぎ(このとき短パンをひどく後悔したのだった)による皮膚へのダメージで久しぶりに山を歩いていてしんどいなと思った。水分は2L持ってきており、道程と自分の体力を考えるとなんとか乗り切れると思っていたが、それでも途中までかなりへばっていた。12時過ぎに無事に飯盛山山頂に着き、日陰で昼食をとった。おにぎり(おかか、梅)と大福1個、アンパンととりあえず消費したカロリーを補うための食事だった。おしゃべりをしながら、僕は落ち葉をひとつ手にとってそこを歩くアリを観察していた。休憩は少し長めで一時間くらいとっただろうか、再び歩き始めた。

札立山からは紀ノ川と和歌山市街を見渡せた。しばらく歩くと和歌山城や住友金属の高炉も見えた。札立山からは体力が回復(ではなく、クライマーズハイ?)して快調に歩き進んだ。里におりてきたときには「もう終わったの?」と余裕を残していた。孝子(きょうし)駅から泉佐野駅まで行き、そこで何人かと別れ、残りのメンバーでりんくうタウンで打ち上げをした。長くなるのでそれ以降は省略。

家にたどり着いたのは23時15分だった。翌日、朝ごはんを食べるために冷蔵庫を開けたとき「サバのみりん干し」と「あげだし豆腐」と「納豆」が残っていた。「まさか、僕の晩御飯を作っていたのか・・・」。母が朝の散歩から戻ってきて、「あんた、昨日だいぶ心配したんやで。電話してもつながらへんし(僕は携帯の電源を切っていることが多いので)、山でなんかあったんかと・・・」と小言を言われた。「でも、朝でかけるときに、今日は昼も晩もいらんと言ったやんか」と言っても、そんなん聞かんかったと言われれば、僕はもう何もいうことがない。

言い争ってもしかたがないから、「ごめん、今日は墓の草引きするから」と機嫌をなだめるための交渉をし始めた・・・。ネゴシエーションは大事なんです。
[PR]
by charsuq | 2011-06-26 19:22 | 登山 葛城・金剛・紀泉 | Comments(2)


いつか また どこかで


by charsuq

プロフィールを見る

トライバルラグの販売サイト

オールド・アンティークのトライバルラグ&テキスタイルを販売しています。非売品もあり、ほとんどは値段を表示していませんが、お気軽にお尋ねください。Gallery Forest


1.私へのメールはこちら。その際はタイトルに「旅と絨毯とアフガニスタン」の文字を入れてください。そうでなければ見ずに削除してしまうかもしれません。
2.写真の無断転載禁止。

カテゴリ

全体
自己紹介
My collection
絨毯 キリム
アフガニスタン
Photo album
じゃらんじゃらん
ブータン

染織と民族衣装
雑記
奈良のこと
美術館 博物館
読書灯
登山 大峰山系
登山 台高山系
登山 葛城・金剛・紀泉
登山 鈴鹿山系
登山 近畿その他
登山 あれこれ
植物
昆虫
樹木
樹に咲く花
山と野に咲く花
動物 鳥
シダ


虫こぶ
イモムシ
きのこ

日本酒(家飲み)
日本酒(外飲み)
銀の街へ
男子の厨房
家族

以前の記事

2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
more...

お気に入りブログ

イスラムアート紀行
部族の絨毯と布 caff...
奈良今昔物語
日本酒のおと

最新のコメント

今週は二日もお会いしまし..
by charsuq at 08:57
今日日本酒と私でご一緒さ..
by fmyr1107 at 21:17
鍵コメント様 ok。ま..
by charsuq at 20:35
奥羽自慢をブログで紹介し..
by 奥羽自慢 at 08:35
やまぞえくん やっぱ、..
by charsuq at 22:15
蠍座には私も足繁く通って..
by やまぞえ at 00:11
じんじさん、僕が1歳のと..
by charsuq at 22:19
74年に外語卒業前に初め..
by じんじ at 11:59
じんじさんは猫好きだった..
by charsuq at 20:44
私が勝っていた猫は白いヒ..
by じんじ at 23:08

検索

記事ランキング